銀行のローンや自動車ローンも任意整理できるの?

法律を遵守している銀行ローンでは過払い金が発生しない

何で聞いてきたんですか本当に……しかも何で泣いてるんですか……。
友達に車自慢でもされて悔しい思いでもしたと同時に、疑問が沸いてきたのかしら。

まぁ、金夫くんのことは放っておいて……。
銀行から借りたお金と自動車や家のローンは基本的に任意整理することはできません。

任意整理とは無条件で借金を減らす法律ではありません。
くだけた言い方をすると、「今までたくさん利息を支払ったけど支払いすぎじゃない?もう少し返済したことにしてくれてもいいんじゃないの?」ということを債権者(お金を貸している側)と債務者(お金を借りている側)話し合うことなんです。

そこで債権者が「確かに元金に対してものすごく利息を支払ってもらっているから、ちょっと考えてあげる」といった返事をもらえることで任意整理が成立するんです。

ここで言う「支払いすぎた利息」が「過払い金」です。
この過払い金を借金に充てることによって、借金を減らすのが任意整理です。
なので、過払い金が発生しない銀行のローン・キャッシングは任意整理で借金を減らすことはできないのです。

無理に銀行ローンを任意整理してもメリットはとても薄い

銀行から借りたお金に関してですが、これは「任意整理したら必ず借金はなくなるの?」でもお話した通りです。
銀行は利息制限法の金利上限を遵守しているので、「過払い金」が発生することもなく、任意整理で借金を減らすことはできないのです。

できるとすれば、将来支払う予定の利息をカットしてもらえるというレベルのものになります。
カットしてもらえることと、ブラックリストに登録されることを天秤にかけて、任意整理をする価値があるのかじっくりと考えましょう。

自動車や家のローンに関しては、任意整理をするとローンで買った物を返さなければならなくなります。
ローンで購入して支払いを続けている時は、購入した物はまだローン会社の物なのです。家の場合だと、不動産自体を担保にしてローンを組んでいるという場合も多いでしょう。
なので、任意整理をしてしまうと、購入した物はローン会社に返さなければならなくなります。

ローンが支払えないという場合は、債務整理ではなく、ローン会社に返済期間の引き延ばしなどをかけあって、月々の返済額を減らすという手段をとった方が良いでしょう。

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