無収入になったという理由でも任意整理できるの

就職中に立てた任意整理計画が無収入になることでなしになることも

このぐらい脅しておかないと、金夫くんはまたいつサボりだすかわかったもんじゃありませんからね!
しっかりと働いてしっかりと返済をしてしっかりと私の相談料もいただかないといけませんし。

さて、金夫くんの脅迫材料に使った話ですが、これは本当の話です。
任意整理は自己破産のように借金をチャラにするようなものではありません。
その人が返していけるような返済計画を立てて借金を返済していくのが任意整理です。
失業して収入がなくなると返済が滞ることになります。

すぐに再就職先が見つかって支払いが再開できれば大丈夫ですが、もし失業状態が続いて返済が滞ってしまった場合、返済計画の立て直しということになってしまいます。
時間をかけてまとめた任意整理の意味がなくなってしまうんですね。

また、任意整理をしていない状態で失業し、収入がなくなって返済できなくなった……という状況もあり得ます。
こうした状態で任意整理をしたいと駆け込んでくる人もいますが、収入がない状態では任意整理できないことがほとんどです。

とから無収入の場合、そもそも任意整理ができない

任意整理は「返済する」ということが大前提の債務整理です。
なのに、返済するあてとなる収入がないとなると、債権者(お金を貸している側)は納得してくれません。債権者が納得してくれないとなると、どうあがいても話は進まないんです。

個人再生も同様に、働いてお金を返していくことが前提の債務整理ですから、同様のことが言えます。
まずは仕事を探して定期的な収入を得ることができないと、任意整理・個人再生はできないと考えておいてください。

収入がない状態でできる債務整理は、いよいよ自己破産だけになってしまいます。
自己破産となると、多くのものを失います。持ち家、車だけでなく、20万円以上の価値がある場合であれば生命保険も没収されてしまうということも。
せっかく将来のことを考えて積み上げてきたものを失ってしまうなんて、相当辛いですよね。

そうならないためにも、ひとまずバイトや契約社員でもいいから働いて返済を続けることが大事です。

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