任意整理中に失業・収入がなくなったらどうなる?

無収入になっても話し合いの余地はある。専門家にしっかり相談!

金夫くんは、本当に借金をしている自覚があるんでしょうか!笑えない冗談ばっかり言って……本当にどうしようもないですね!
振り回されている分、相談料上乗せしようかしら……。

金夫くんにもお話した通り、そうしたやむを得ない事情で収入がなくなってしまった場合はほとんどの債権者(お金を貸している側)との再交渉になります。
収入がなくなったからと言って「すぐに家財差し押さえ!」ということにはなりませんので、ご安心ください。

再交渉をして新たな契約を結び直し、返済を続けていくのが一般的な流れです。
また、再交渉をしたところで交渉が決裂してしまう場合もあります。そうなると、家財を取り押さえられることになるかもしれませんね。

払えない状況に陥ったからと言って夜逃げを企てるのは危険です。任意整理をお願いしている専門家に現状を伝え、しっかり相談することが1番です。

返済が滞る代表的な理由として、失業・減給といった仕事に関連する問題から、病気・事故といった身体的な問題までさまざまあります。

病気や事故の場合、「どれぐらいで完治し、いつぐらいから返済を再開できる見込みがあります」という交渉をすれば、その期間は返済を待ってくれるところがほとんどです。
完治の見込みがない場合は、「今後、一定の収入が見込めない」ということで、交渉は決裂してしまうでしょう。その場合、自己破産に踏み切ることになるかもしれません。

減給で支払える額が少なくなった場合は返済額の再交渉になる

また、減給の場合は、返済額の見直しといった形での再交渉をすることになるでしょう。
減給の場合は収入がなくなったわけではなく、一定の収入があるけれども減ってしまったという状態。これであれば、ほとんどの債権者は交渉に応じてくれると考えられます。

失業した場合ですが、これは今後の見通しによります。
「就職活動をすでに始めており、すぐに転職できる可能性が高い」場合であれば再交渉の余地はありますね。

しかし、失業した理由によっては再就職し辛い場合もあります。懲戒免職といった次の就職に響くような失業の場合は、再就職が難しくなるでしょう。
その場合は、再交渉に応じてくれないかもしれません。そうなると、元の返済額での返済に戻すか、一括返済を求められるか、債務者にとっては厳しい形での返済を求められることになるでしょう。

しかし、こういう状況に陥る背景には、個人個人、事情があります。
債権者も人ですから、こうした事情を汲み取って再交渉に応じてくれることもありますから、確実に上に挙げた例のようになるとは限りません。

まずは専門家に相談すること。大事な財産や生活を失わないために、重要なことです。

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